時報代わり



「てめぇ、どこ触ってるんだよ。」
「(無視)譲ちゃん、もっとこっちにおいで。」
「の〜ぞ〜む〜(怒)」
実の兄からさえガードする春日バリア(笑)
二人の意見と行動が一致するのは、他から譲を守るときだけ。
ふと、隣の譲を見れば、先日自分がつけたはずのピアスがついていない。
「譲ちゃん、ピアスはどうしたの?」
「学校だから、はずしてきたんです…。」
優等生な譲は綺麗な布の小袋にピアスを入れてました。
「だめだよ、御守なんだからつけてないと。校則でも禁止されてないから大丈夫。」
赤いピアスを受け取り、再び譲の耳につけるのぞむ。
のぞむの顔が近くて反射的に眼を閉じる譲の頬に、ついキスをしたのぞむ。
そしていつもどおり怒った臣とバトル開始。


『あ、やってる。』
『じゃぁ、まだ余裕だね。』
『よかったぁ。遅刻かと思った』


周りの生徒たちがさざめきあう。
朝の名物将望バトル。これが見られる時間なら、遅刻はないのだ。





イラスト sava 文 総2006.09.25-26日記 加筆修正