君がため

君のための想いが
炎のように燃え滾る


君のための想いを
氷のように凍らせる


燃え盛る想いで
焼き尽くすことが怖くて


抑えたはずの想いが
濁流となって溢れ出す


全てをさらすことができなくて


全てを隠すことはできなくて



君のためといいながら
今日もこの想いを押し留める


君のためならば

火の中も
水の中も

恐ろしくはないけれど


ただ怖いのは君を失ってしまうこと


君がいなくなったなら

火の中を
水の中を

永遠に彷徨うことになるのだから



written by sou





イラスト sava  文 総 2007.01.20-21日記
君がため 加筆修正